白いレースの下にうずくまっているわたしの子たち
何も考えないで
心の声に聞き耳をたてて
心地良いリズムが
あなたの中で
メロディを奏でる時を待っている
いつも
夢見ることを忘れないでと
捨てられた希望が
あなたより先に
扉の向こうで待ってる
だから
心配なんかしないでと
とめどなく溢れる涙は
苦悶の水を流すもの
わたしはそれを
宝物のように受け取る
あなたからの大切な贈り物として
あなたはそれを少し手放して
宇宙に大きな成長をもたらした
もちろんそれとは気付かずに
あなたはいつもそうしている
たくさんの仲間たちと共に
大きな家族に守られながら
わたしの未来を推し進めてくれる
そう
それとは気付かずに
レースの下でうずくまっている
わたしの子たち
あなたはいつも愛されている
たとえ一人
孤独に打ち震えているときも
群衆に揉まれて潰されそうなときも
あなたの命は
いつでも
わたしと共に生きている