夢を見ていた若いころは
早く大人になりたいと
時の流れのじれったさに
子供時代を嘆いていました
青い青い社会人になって
まだまだ足りない自分には
大人になるには何かが足りないと
手当たり次第に学び続けていました
結婚をして子育てをして
さらにキャリアを積んで
やっと大人になれたのかなと
ふと立ち止まって考えました
人生は旅の途中
まだまだ納得できるものがありません
子供と大人の間にある壁は
もしかしたら
納得という壁なのかもしれません
それでもただ一つ
人生も半ばを過ぎて
やっと気づいたことがあります
今の私がどんなに頑張っても
子供の頃に持っていたような
高潔さを身につけることなど
到底できないということです
Hiroko Senou
iPhoneから送信