2005年11月04日


夕方久しぶりに通った路で、目に焼き付いた光景。
よくあることのようで、あってほしくない光景。
車の中から見えた光景。

ペットショップの店先に置かれたゲージの中に
比較的大きな犬が一匹。

中型犬なのか、
大型犬の子供なのか
薄暗くなった路地では
はっきり犬の種類も見分けられなかったが
もしかしたらハスキー犬の子供だったのかもしれない。
でも、あんなに大きくなっていては
もう売れないだろう。

だれかが通るのを待っているのか
ゲージの中間あたりに前足を引っかけて
寂しげにじっと一方を見ている。
もし近くを歩いていたら
手を伸ばしてしまったかもしれない。

むごいと思った。
生まれて間もない時から
殆どの時間を
檻の中で過ごしているのか。

わたしは犬が大好き。
時々犬が見たくて
ペットショップの犬たちから
離れられないでいることも
しばしばある。

でも、
売れなくなった犬をみるのは忍びない。
哀しすぎる。
人間の楽しみのために
この仔たちは生まれてきた。
必要とされるか否かに関わらず、
ご主人様があらわれるまで
ずっと、
いつまでもそこに閉じこめられている。
誰が考えたのか。
ペットの売買なんて。

今日のあの仔は
いつも見るペットたちとは違う気がして
目に焼き付いて離れない。

人間であることが後ろめたくなってしまう
とても見たくない光景だ。

でも、本当はこんな気持ちを
人間はもっと抱かなくてはいけないのかもしれない。
posted by ネロリ at 00:00| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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