
時が経つのも忘れてしまうほど
息をのむような綺麗なもの
いつか見たことがあるようで
初めてみるような驚きがありました
空の大きさ
風の優しさ
暖かな日差し
すべてが一つの
きらめきの中で
その存在の大きさを教えていました
わたしという人間が
小さくて取るに足りないということを知るには
充分すぎると思うと同時に
わたしという存在が
とてつもなく大切に扱われていたことを感じて
涙がとまらなくなりました
宝のように愛されていることを
こんなに感じられたことはありません
自然の美しさは
たんなる美しさではないのだと
その煌めきは教えてくれました
大きなぬくもりの中で
懐かしくて
うれしくて
十分に満たされているという
感謝の気持ちがこみ上げてきたのです

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