2009年11月11日

風の嘆き

風の嘆き

何度もこすって暖めた手が 
ほらもう
こんなに冷たくなってる
今日はやけに寒いね

コタツの中のひとときの幸せ

この小さな幸せが
どれほど大きな力になるかを
人は時々かみしめるものなんだね

こんな冷たい夜にも
どこかで誰かが
凍えた心を癒す場所を
探しているかもしれない

窓ガラスを叩き続ける
風の嘆きがこだまする

焦がれる団欒
かなえられない夢は
大きなうねりになって
叫び声をあげる

もう泣かないでもいいよと
包まれる愛を見つけるまで
温かい暖炉のような
命のぬくもりに触れるまで
そのふるえが止まることはないだろう

こんな冷たい夜
すべての人のための
命のぬくもりがあったなら

せめてたったひとつ
ぬくもりのひとかけらさえあったなら

posted by ネロリ at 01:38| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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