2010年01月07日

母へ

母へ〜私の悲しみ

たった一人では歩けなかった道
あなたの手がわたしを導いてくれて
恐れることも
力尽きることもなかった
あなたに守られてると感じた

背中の温もりに
幸せを感じながら眠りについた幼い日
いつまでも
幸せは続くと思ってた

もの心がついて
一番最初に気づいたことは
あなたが決して幸せではないと
いうこと
幼い私の目にも
あなたが望む家庭ではなかった

大切なものが壊れていく
みんなバラバラになって
離れていく
兄も弟も誰もが
あなたを応援してた

ずっと夢見てた家族の形
わたしにはどうにもできないけど
あなたが幸せならそれで良かった
だから
あなたが一人になった時
何よりも
新しい幸せ祈ってた

あのまま幸せでいてくれれば
みんなバラバラになっても
嬉しかったのに
あのまま幸せでいてくれれば
みんなバラバラになっても
幸せ感じたのに

大人になるって辛いことだね
あの日のあなたの悲しみが
嫌というほど身にしみてくる
幸せになりたくて
走り続けたあなたが
いつしか一人ぽっちで生きてた

久し振りにあなたに会って
あなたの悲しみを見た
不幸せの宿命を背負う
天使のように
不幸があなたを覆ってた

わたしの小さな家族には
あなたの荷を負う力はないけど
愛し合うことならできるって
あなたを不幸にはしないって
心に決めたのに

あなたと共にいて
気づいたこと
求め過ぎると悲しみだけが見えてくる
ヒトは誰も不幸ではなく
愛することも
愛されることも
誰もがすでに持っているもの
なのに
自信を持つことも
幸せを感じることも
あなたは放棄してしまった みたい

わたしが大切に思う
家族のぬくもり
あなたには
あなたには
どうして
伝えてあげられないのだろう

幼い頃感じた幸せも
あなたと再び暮らし始めた時の願いも
私には生涯大切に思う希望なのに
posted by ネロリ at 20:07| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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