2011年11月23日

この日をなんと名付けよう

この日をなんと名付けよう


空は七色に拡がり
海は金色のさざ波をたてる

わたしは白い風に運ばれ
緑の丘を羽ばたく

小さな地球が
わたしの足下で
振動している

肩を揺らし
腰をのばし
深呼吸をする

偉大な教師は
海の上を歩き
水をワインに変え
剣を納めよと言った

苦しんでいる者たちを
幸いと言った

小さき者たちを
偉大だと言った

敵を愛しなさいと言った…


…ここで何をしている
ここはあなたの学び舎
ここであなたは
人生の勉強をする

学びを終えた
先人たちの知恵は
あなたの中にある

子らよ
あなた方は
もっともっと大きくなる
もっともっと偉大になって
この地球を
いいえ
この宇宙を美しくする

それが人の務め
それが生きる目的

寂しさを知り
悲しみを乗り越え
勇気を試され
挫折を繰り返しながら
あなたは強くなり
そして
優しくなる

苦しむほどに
苦いほどに
命の有り難みがわかるだろう

もしも
旅の途中で
生きることに疲れたら
その時は
歩みを止めて
地べたに横になり
大地のぬくもりを感じよう
夜空の星を見つめ
命の始まりを思い描こう

あなたの故郷が
あなたを放ってはおかない
あなたに語りかけてくるだろう

あなたの中で眠っているものを
目覚めさせなさい
もうゴールは間近にある
それを乗り越えた時
あなたは
本当の自分に出逢うだろう

そう
あなたは
それ程までに望んだ人生を
今こうして生きている

やがて
気付きのベールが剥がれ
あなたはゴールへの道を見つける

その時
あなたもきっと
こう叫ぶだろう


この日をなんと名付けよう
記念すべき目覚めの日















posted by ネロリ at 14:13| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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