2005年05月07日

ネロリのPoem 4/3

ネロリのPoem


「容赦なく」

ずっと一緒にいようね
そう言いながら
別れて行く人はどれくらいいるのだろう

涙の数だけ幸せがあるのなら
悲しみも希望に変えられるのに
そんな期待をもつことさえ
ときには罪なのかもしれない

大切な人を失いたくない
それなのに
容赦なく
愛に飢えたこの世代のもろさは
大切な人を奪っていく

降りやまない雨のように
あふれ出る涙は
いつか
枯れていくのを待つしかないというのか
posted by ネロリ at 02:53| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Sea Side Story(reading poem) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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