2005年07月10日

ちょろっけんさんのPoem

ちょろっけんさんのPoem
本

「過ち」

人は何故に繰り返すのだろうか

周りが脅威なモノを造ると
それを超えるモノを造ろうとする

自分を脅かすモノは
徹底的に排除しようとする

やられたからやり返す
その繰り返し

防衛という名の立前

一体何の為に戦ってるのかすら
解らなくなる程の矛盾

思想・人種・・・ありとあらゆる
そう 意味のない境界線

何故に解り合う事が出来ない
いや
何故に解り合おうとしないのか

その課程にどれだけの血が流れ
どれほどの涙が零れ
限りない犠牲が払われているのか

誰よりも強く
誰よりも高く
誰よりも先へ

それを求めるには方向が違いすぎるだろ

人間は
その自ら育てた闇に呑み込まれて
滅ぶ一途を辿る一方ではないか

歴史が物語ってる
争い事の果てに何があるのかを
本当は解ってるはずなんだ

目を逸らしちゃいけない
想いを逃がしちゃいけない

一秒刻みで色褪せ
醜く歪んで壊れゆく世界

この真実に
そろそろ幕を降ろしてもいい頃だろ

諦めなければ
決して不可能な事じゃないはずだよ



猫戦争・・・。どんなに崇高な目的があるようにみえても、愛する人の命を奪い、憎しみを増幅させ、心を破壊してしまう戦争。そこから生まれてくるものは何?答えは何を意味するのでしょうか。とても考えさせられるPoemです。ちょろっけんさん、ありがとうございました。ネロリ
posted by ネロリ at 10:21| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Sea Side Story(reading poem) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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