カルダモンときくと、カレーを思い出す穂とも多いと思います。
カルダモンは南の国のショウガ科の植物なんですが、南の国は、1年中暑いので、食欲が落ちて疲労困ばいしてしまわないように、植物の多くは、消化器を促進させる作用をもっているんですね。
丁度この夏の季節には、こういった精油が夏ばてをしない為に一役かってくれるので、覚えておかれるといいですよ。
この精油は種子から採られるんですが、種子というと種ですから、命のはじまり、エネルギーを感じさせてくれますよね。たしかにこの精油、身体に刺激を与えて活力・エネルギーを与えてくれたり、身体を温める作用や、同時に心も温めてくれるという頼もしい精油です。
これからまさに何かに挑もうとするときにアドレナリンの分泌を促進させて気持ちを奮い立たせてくれるので、スポーツの試合の前なんかにいいですね。
また、活力がでるということで、男性の香水にもよく入れられます。
インドでは、このカルダモン、アーユルベーダの葉として3000年以上の歴史を持っていて主に呼吸器、消化器、発熱の治療に使われていたそうです。
香りのイメージは、スパイシーだけど、甘い、鼻と頭がいっぺんにスッキリ目覚めてしまう神経が研ぎ澄まされる香りです。
夏ばてで、元気が出ないというあなたには、心も体も元気にしてくれるので、ゼヒおすすめしたいエッセンシャルオイルです。
今週の「アロマのお話」は「エッセンシャルオイルその5:カルダモン」でした。