サイプレスはヒノキ科の植物で、香りはすがすがしい松のような香り。
実の部分が葉の中に埋もれるようにつくので、実と葉を一緒にして蒸留してオイルが採られているんですね。
ゆっくりこの香りを嗅いでいると心の中をクリアにしてくれます。身体も同じように考えることができます。
このサイプレスの働きのテーマは、「過剰なものを正常な状態に戻す」こと。
むくみ、出血、痔核、汗、皮脂など・・・。むくみを改善するので、利尿作用もあるけど、頻尿にもいいんですよ。
また、静脈瘤にもいいので、やさしくトリートメントしてあげるといいですよ。
通常、トリートメントオイルは多くても3%濃度だけど、静脈瘤のところだけは、5%くらいの濃度でレモンなどの収斂作用のあるオイルとブレンドで作り、静脈瘤より上の、心臓に近い部分は体液を流動させるエッセンシャルオイル、例えば、グレープフルーツやゼラニウム、ローズなどでトリートメントオイルを作ってマッサージするといいですね。
脚より、上の方をマッサージしていても、毎日のトリートメントで、痛かった脚が痛まなくなったり、むくみが改善されたりとエッセンシャルオイルの働きが、期待できるんですね。
もちろん、引き締め効果があるので、美容にもお役立ちです。
あと、汗っかきの人には、多すぎる汗を抑えたり、皮脂の分泌過多を抑えたり、デオドラント効果もあるので、結構、重宝するかもしれません。
ただ、注意して欲しいのは、女性ホルモンに似た働きがあるので、妊娠中は流産の危険性がありますので、絶対に使用しないでくださいネ。
今週のアロマのお話は、「エッセンシャルオイルその8:サイプレス」でした。