ゼラニウムはハーブで皆さんも良くご存じと思います。フクロソウ科の植物で甘く重たい香りは結構強く、好き嫌いが分かれるタイプの香りです。
少しバラを思わせる香りでもあることから、「ローズゼラニウム」とも言われています。
このエッセンシャルオイルは、リンパの流れを良くすることで知られています。
特にホルモンの変化で起こるうっ滞に役立つ事や、血液がサラサラになる作用もあるので老廃物、毒素の滞留の為に浮腫みがある方などに使われています。、食事療法で治そうとしている糖尿病の人には、特にお勧めです。お腹を中心にオイルトリートメントするといいですね。
でも、重症の糖尿病の方は、トリートメントしてはいけませんのでご注意くださいね。
また、ローズゼラニウムとも呼ばれていることからも理解できるように、ローズの作用とも重なる所があります。
ホルモンのバランスに良いことや、血液の循環を活性させること、利尿作用、収斂作用などはローズの持つ作用と共通するものです。
また、精神的な面でも、共通している部分が多いですね。神経を強壮にし、心を活性化し、明るい気持ちにさせるなどがあげられます。
婦人科系の悩み、生理痛や、生理不順などで、お悩みの方はいちどお試しいただきたいと思います。
それに、副腎皮質を刺激する働きがあるのでストレスによる皮膚疾患(アトピー)などの改善も期待できますよね。
今週の「アロマのお話」は「エッセンシャルオイルその13:ゼラニウム」でした。