2009年12月11日

こんな雨の日には

こんな雨の日雨には
いっそのことカーテンを閉めて
明かりを消してしまおう

小さなテーブルをセットして
シルクの布をかけて
とっておきのキャンドルに
灯りぴかぴか(新しい)をともそう

少し重たい音楽
たとえばブルースなんかかけたりして
ソファに横になって
ゆらゆら揺れるシルエットに
優しいぬくもりを感じていよう

雨だれのせっかちなリズムが
どこか懐かしい
子守歌のように聞こえてくる

いつもなら
けだるくうっとうしいため息さえも
安らぎの淵に私をいざなう

雨に濡れたスペシャルDAY
とびきり上等なわたしの一日
わたしが私でなくなる
こんな雨の日には
posted by ネロリ at 14:40| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

オレンジ色の空

オレンジ色の空

オレンジ色に染まった空の優しさに
いつも心にのぼるのは
子供の頃の懐かしい思い出

砂浜はわたしの一番の遊び場

ただそこにいるだけで
幸せな気持ちになれた

走ってみたり
寝転んでみたり
夢中になって貝殻を拾ったり
そんな他愛のないことに
少女時代を過ごした日々

大きくて真っ赤な太陽は
ほんの短かい時間だったけど
とびきりの笑顔で
私を元気にしてくれた

さよならさよならっていう度に
輝きを増して答えてくれた

水平線と空の青が
赤や橙に染まる頃
背中に温かい陽だまりを感じながら
私は家路を急いだ

今夜は
あなたが守ってくれる
そんな気がして
安心して眠れた

そんな私は
幾つになっても少女のまま
相変わらず
あなたに元気をもらってる

そして
大切な人に
誰よりも近くにいて
誰よりも理解してあげて
誰よりも優しくしたいと思うとき
私はあなたのようになりたいと思う

どんな言葉よりも
ただ傍にいるだけで
温かい温もりを感じながら
安心して眠れるような
そんな人になれたら

いつかどこかで
あなたに恩返しができるよね
きっと
posted by ネロリ at 17:41| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

雲のゆくえ

雲のゆくえ

空を眺めていると、不思議と優しい気持ちになる

小さい雲、大きい雲、黒いのも白いのも
手を取り合って、肩を並べて
皆んなおんなじ方向に向かって
ゆっくりゆっくり進んでいく

この遊牧民たちは
行き先を知っているんだろうか

風の吹くまま、流されるまま
なんの抵抗もせずにゆったりと
行ける所ならどこにだって行くんだろう

そんな広い心で人生を歩めたら
本当の平和に行き着くんだろうなぁ〜
posted by ネロリ at 17:34| 静岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

まったり生きよう☆

まったり生きよう


ときどき立ち止まって考えてしまう
これでいいのか
歩みに間違いはないかと

そんな弱気が足をすくって
つまづいたり
ころんだり

でもほんとは
どうってことないさ
寄り道だって
息抜きのひとつ

ゆったりのんびりした
時間の過ごし方こそ
確かなもの手にするんだから

もっとゆっくり
まったり
まったり
生きていこう

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posted by ネロリ at 11:25| 静岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

憧れをのせて

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ゆるやかな風に乗り
どこまでも飛んでいきたい
翼広げ
大空高く
明日へ
そして未来へと

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未知への

憧れを乗せて
海をわたり
はるかかなた
水平線の向こうには
青が溶け合う国がある

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ねえ
あの光りの向こうなら
待ってるような気がする
幸せが
待っているような気がする
ねえ
あの雲にのって行けば
見つけられそうな気がする
生きる勇気
見つけられそうな気がする

posted by ネロリ at 02:31| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

午後のみなと

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午後のみなと


カモメが舞う午後のみなと

青い海に描かれた白線


こんなすてきな午後は

水面をなぜる風になろう


風に戯れるカモメたち

明日を夢見て旅立つ
恋人たちのよう


素敵なドラマが

そこに生まれた


恋のメロディーに誘われて

光の中に舞うトンボが一ひら
空のキャンバスに
夢を描く


ほら

小さなドラマが
そこにも生まれた
posted by ネロリ at 02:14| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宇佐美の海

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水のおもて
風に揺れ
煌めく

今こそ
ささやかなる安堵の時

海よ
汝知らんや

光のはて
栄光の源
永遠の力

願わくば
安らかなるを
我が心に
満ちたらせたまえ

誰がために
我ここにあらんや
posted by ネロリ at 01:58| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

禁断の地

禁断の地


そこは禁断の地
誰も
足を踏み入れてはいけない

許された者だけが
自由を与えられ
限られた者だけが
命を永らえる

思想を阻まれた砦
心を閉ざしたオアシス
言葉を超えた慟哭

そこは禁断の地
もう
誰も
足を踏み入れてはいけない

posted by ネロリ at 01:45| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

風の嘆き

風の嘆き

何度もこすって暖めた手が 
ほらもう
こんなに冷たくなってる
今日はやけに寒いね

コタツの中のひとときの幸せ

この小さな幸せが
どれほど大きな力になるかを
人は時々かみしめるものなんだね

こんな冷たい夜にも
どこかで誰かが
凍えた心を癒す場所を
探しているかもしれない

窓ガラスを叩き続ける
風の嘆きがこだまする

焦がれる団欒
かなえられない夢は
大きなうねりになって
叫び声をあげる

もう泣かないでもいいよと
包まれる愛を見つけるまで
温かい暖炉のような
命のぬくもりに触れるまで
そのふるえが止まることはないだろう

こんな冷たい夜
すべての人のための
命のぬくもりがあったなら

せめてたったひとつ
ぬくもりのひとかけらさえあったなら

posted by ネロリ at 01:38| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

命の実

いのちの実


はじまりは真っ白で
まんまる〜いふわふわしたものだった
チョットしたことで壊れそうで
優しくやさしくいたわってあげなければ
消えてなくなりそうだった
やわらかであたたかい
いのちの実が
小さいけれど確かにあった

いのちの実は
ことばが好きだった
笑い声も大好きだった
なつかしい声がすると
うれしくて躍り上がった

かけがえのないものを知った
愛されることを知った
愛することも知った
生きてると感じた

時は過ぎ
何度目かの冬
かけがえのないものが
去っていった
大好きな言葉も
なつかしい声も
もう二度と聞くことはなかった

あたらしい声が
あたらしい言葉が
与えられた
はじめての感触に
いのちの実はおどろいた
寒くて
淋しくて
悲しくて
乾いてしまいそうな
感触に
逃げだしそうになるのをこらえた

時が過ぎ
いのちの実は
自分が小さくなっているのを知った
固く冷たく震えている自分を
どうすることもできなかった

生きることの喜びや
生きることの意味を
忘れてしまったいのちの実は
現実から逃げようとした

そうしなければ
そうしなければ
いのちの抜け殻になってしまうことを
知っていたからだ

いのちの実は
ひとつの決意をした

自分を捨てるため
最後の力を
ふりしぼった

posted by ネロリ at 01:58| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

poem〜秋〜

〜 秋 〜


ゆらゆらと
色づく木立
風に酔い

山肌に
さした紅色 はにかんで
風のレースが裾揺らす

染まる夕焼け
鎮めるように
焦がれた想い
なだめるように


はらはらと

舞い散る木の葉

風に乗り


夕暮れの

凍える風の冷たさに

時のありかを探らせる


旅の行方も

ゆだねるままに

ささやく風に

羽をのばして

posted by ネロリ at 01:53| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(歌詞)ぬくもり

ぬくもり


ずっとずっと探してた
ながいながい道のり
この手にふれるぬくもりが
どこかにあると信じてた


どうして人は
こんなにも
やさしさが恋しいのだろう


もしも愛があるのなら
夢の続きを見させてください

はかなすぎる夢の続き
どうか見させてください


ずっとずっと求めてた
この手にふれる
暖炉のようなぬくもり
解けていく凍えた心


どうして人は
こんなにも
優しさが恋しいのだろう


もしも愛があるのなら
ほんの少しわけてください

大切ないのちのぬくもり
小さなともしびでいいから

posted by ネロリ at 01:50| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

光る街

光る街


すれ違う歩道で
人々はパタパタと急ぎ足

通りを抜けた小さな路地で
老婆がふぅっとため息をついた

杖を持つ手はかじかんで
握る両手の指先が
痛々しく震えてた

路地の向こうには川が流れる

川の音に紛れて
老婆の歌が聞こえてきた


もういくつ寝るとお正月


お正月は誰かが訪ねてくるのだろうか
孫の顔が見られるのだろうか

川の音が大きくなり
老婆の鼻歌がきえた

路地の向こうには光りの街
若者の笑い声が聞こえる

バイクのけたたましい音と一緒に
クリスマスソングが聞こえてきた


老婆は杖をついて歩き始めた
光りの街を後にして
静かな夜に帰っていった


年の瀬に老婆の鼻歌を聴いた

今年最後の祭りの夜にぴかぴか(新しい)

posted by ネロリ at 01:43| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

きらめきの中に

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時が経つのも忘れてしまうほど
息をのむような綺麗なもの

いつか見たことがあるようで
初めてみるような驚きがありました

空の大きさ
風の優しさ
暖かな日差し
すべてが一つの
きらめきの中で
その存在の大きさを教えていました

わたしという人間が
小さくて取るに足りないということを知るには
充分すぎると思うと同時に
わたしという存在が
とてつもなく大切に扱われていたことを感じて
涙がとまらなくなりました

宝のように愛されていることを
こんなに感じられたことはありません

自然の美しさは
たんなる美しさではないのだと
その煌めきは教えてくれました

大きなぬくもりの中で
懐かしくて
うれしくて
十分に満たされているという
感謝の気持ちがこみ上げてきたのです

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posted by ネロリ at 14:25| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月30日

容赦なく・・・

容赦なく・・・


ずっと一緒にいようね
そう言いながら
別れて行く人はどれくらいいるのだろう

涙の数だけ幸せがあるのなら
悲しみも希望に変えられるのに
そんな期待をもつことさえ
ときには罪なのかもしれない

大切な人を失いたくない
それなのに容赦なく
愛に飢えたこの世代のもろさは
大切な人を奪っていく

降りやまない雨のように
あふれ出る涙は
いつか
枯れていくのを待つしかないというのか

posted by ネロリ at 02:44| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

涙とともに蒔く


今さえ耐えれば
今を乗り越えれば
明日は
明るいのだろうか

誰もそんな約束などしてくれない
明日はもっと辛いかもしれない

でも

今を耐えなければ
明日がやってこないのであれば
耐えるしかないと誰でも思う

今はただ
涙と共に種を蒔こう

種が目を出すまで
産み疲れなければ
収穫を待つ目には
虹が見えるだろう

今はただ
涙と共に種を蒔こう

来年かもしれない
10年後かもしれない
期待などせずに
ただ
収穫の時期をを待とう

その日がやってきて
収穫の実を刈り取るとき
始めて知るのだろう
甘い蜜のような涙の味を

そう
今はただ
涙と共に種を蒔こう

posted by ネロリ at 02:42| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

傷ついてなお・・・

傷ついた心

どうやって慰めますか?


悲しみに暮れて

たくさん泣いて

スッキリするのもいいけど


グチを言って

吐き出して

空っぽになるのもいいけど


でも

それでは

自分の傷をただ縫いつけて

傷を塞いでしまっただけ

傷跡は消せない


傷跡を消して

きれいに忘れたいなら

傷つけた人のこと・・・考えよう


ひどいことをしたとか

自分がかわいそうとか思うのではなくて

傷つけたくなるほどに傷ついた

その人のことを考えよう


考えて考えて考え続けていくと

きっと

納得はできなくても

理解はしてあげられる


かわいそうなのは

自分ではなくて

その人の方だったんだって・・・


きっと

心が安らかになって

許せるようになるから・・・
posted by ネロリ at 02:41| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宿り木

宿木/寄生木05.JPG

photo:first-finale


こんな素敵な青空も
ひとりぼっちでは
こんなに素敵じゃなかったよね

君がいてくれて良かった
どんなときも
たった独りじゃないって
勇気をもらえる

忘れないで
僕にとって
君はかけがえのない存在

君が望むなら
ずっと
ここにいたっていいんだ
posted by ネロリ at 02:39| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする





振り返ってばかりいた頃は

まっすぐにならない道のりに

気落ちしてしまうばかりだった


もう振り返るのはよそう


ずっと先の未来は見えなくても

夢を持つことなら

わたしにもできる


達成出来るかどうかよりも

目標を見失わない自分でいたい


もう振り返るのはよそう

うねり続けた日々に

さよならしよう


今日から進む道は

夢に向かい続ける

どこまでもまっすぐな道
posted by ネロリ at 02:36| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白い冬


オレンジ色の路を

青い海に向かって歩いていた

銀色に輝く波のきらめきに

思わず足を止めて

波にゆれる


ここは別世界

色とりどりの時の流れのなかで

わたしはいったい

どんな色をしているのだろう


そこは夢色の世界

永遠をさえ願いながら

光りの中で踊る


やがて訪れる夜のとばり

ふたたび静寂と冷徹が支配する


ああ

はかないひとしずくの時よ

私を闇の縁に落とさないでおくれ


光りよ

教えて欲しい

いったいいつまで

春を待ち続けるのか


わたしの心は

いつまでも

いつまでも

置き去りにされた

白い冬


光りは応えた

あなたは春を待っているのか

そうではないはず


春はもうすでに来たのに

あなたは気付かなかった

春はあなたの前を素通りし

私の所に帰ってきた


あなたはしばしの夢を選んだ

あなたの見た夢は

冬のすべてのエネルギー

あなたはそれを使い果たし

冬に置き去りにされたという


それでも

全てを使い果たした冬は

今なお

あなたのためにそこにいる

あなたの心を白く灯している



そこは

心を描く夢色の世界

光りと闇を分ける世界


白い冬のとばりの中で

わたしは

優しさと安堵のぬくもりを

かみしめていた
ぴかぴか(新しい)
posted by ネロリ at 02:34| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

外浦の海

外浦017(1).JPG
Photo:first-finale




青い空は青年の夢

青い海は青年の心

夢が鮮明であればあるほど

心もすっきりきれいだね

posted by ネロリ at 02:29| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

可憐でしょ?!

河津 039(1).JPG

by first-finale


河津桜・・・

いつもなら
数ある中のひとつ

そのみごとに咲き乱れた
幾千の花びらのなかに
目立たず
先んじず
何気なく存在する
ただひとりのわたし・・・

今日は特別

あなたが
わたしに気付いてくれた

わたしのために
時間をくれた

posted by ネロリ at 02:25| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

握りしめた小さな手


握りしめた小さな手
その唇は何も語れず
その声は何も伝えず
その心は何も疑わず・・・

それでも
愛を感じる
愛があれば
すべてがわかる

その瞳は
愛しい眼差しを映し出し
その瞼は満たされた夢を見る

握りしめた小さな手
愛を語れず
愛を求めず
愛を裏切らず

ただ
愛を願い
愛を喜び
愛に応える

posted by ネロリ at 02:22| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セピア色の悲しみ・・・別れ


取り戻せない時間

いつもは忘れている記憶

なぜ今更蘇ってくるのだろう

一瞬にしてセピア色に変えてしまう時間旅行


夢のような時を越え

静止した時間が蘇る


昨日までお姉ちゃんと呼ばれてた

今朝まではお母さんと台所にいた

今日の授業の準備もしていた


おばさんとおじさんの楽しそうな笑い声

玄関に立つわたしがいる

お父さんを呼んでみた

お父さんが来ない

お父さんが来ない


さよならとお母さんが言った

さよならとわたしも言った

おばさんが笑った

おじさんも笑った

お母さんが泣いた

わたしも泣いた


泣きながらタクシーに乗った

お母さんが叫んだ

わたしはまた泣いた

泣いて泣いておじさんとおばさんを困らせた


お母さんの声が聞こえなくなっても

わたしは泣き続けた


せめて

お父さんにさよならを言うまで

あの家にいたかった


セピア色の悲しみ

いくつになっても消えなくて

一瞬にして蘇ってくる


お父さん

お母さん

もう一度

もう一度だけ

わたしのこと

抱きしめてほしい



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
幼い頃、近所の幼な染みの子のお姉さんが親戚の家にもらわれて行きました。
小学校低学年のわたしより少しお姉さんだったけど、あのころは自分の事のように辛かった。
セピア色の悲しみは、決して消せない思い出としてわたしの心に刻まれたものなのです。
posted by ネロリ at 02:21| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

想い出はは宝物

辛く苦しい時よりも

嬉しい時に涙が出るのはなぜだろう

そんなことをふと考えてたら

大切なものが見えてきた

「辛い思い出も時間がたてばいい思い出・・・」

そう言う人は多いけど

そう思えるのは

思い出が輝くように

ちゃんと磨いているからなんだよ

きっと・・・
posted by ネロリ at 02:19| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネロリの Cafe Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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